ひょん先生は背中で語りたい

精神科医。いじめられ体質から成長中。月曜日更新予定。

避けたほうが良い人

こんにちは。

昨日は久々の研修で少し遠出をして疲れました。でもブログアップまでがんばりました。

今日は避けたほうが良い人の特徴を書いていこうと思います。

 

物の断捨離はみんな結構するけど、人も断捨離が必要です。

なんとなく付き合いが続いているから、悪い人ではないし、というので我慢してしまことありませんか?

愛着障害があると、どうしても、嫌な人間関係のなかで生活するスキルが身についてしまっているから、嫌なことがあってもなんとなく我慢してしまう人が多いです。ただ、ダメージは確実に来てしまうし、言い返さないだろうと思って厚かましく嫌なものをいろいろ押し付けてくる人もいるので早めに退散しましょう。

環境は大切で、あなたを大切にしてくれる環境で生活するようにしましょう。

 

目利きと呼ばれる人たちは、最初は本物だけをみるようにするそうです。

この人は本当に私のためを思って言ってくれているのか?私の味方でいてくれるのか?そうしたことは本当は幼少期に身につけられているはずなのですが、その機会を逃してしまったのが毒親育ちの人たちです。

 

今からでも本物を見分けていくために、いらない人間関係の断捨離を始めましょう。

余白がないと、必要なものを入れる隙間もないのです。

 

 

馬鹿にする人

 

馬鹿にしてくる人なんて論外ですが、明らかな嫌な奴ではなくいい人を装って馬鹿にしてくる輩がいるので注意が必要です。

以前、よく行く喫茶店があって、ある程度職種を隠して仕事の相談をしていたのですが、時々、馬鹿にされたような発言がありましたが、話を聞いてくれてるし、と思って通っていました。勘違いかも、とか、良くしてくれてるし、と思って見ないふりをしていましたが、やっぱり馬鹿にされたよね、という発言が続いたので通わなくしました。親切なふりをして、馬鹿にしたり傷つける人はいるのです。

馬鹿にしてくる人は、あなたにマウントをとることで自分の優位性を感じたり、それを示そうとしています。意識的にすることもありますし、無意識のこともあります。そんなことに利用されてはいけません。

そういうつもりじゃなかったかも、受け取り方が違うのかも、というのもありますが、少なくとも、今あなたが馬鹿にされたと不快に感じる人間関係は一回切ってしまってもいいと思います。

 

良い人ぶる人

良い人ぶる人も避けたほうが良いでしょう。いい人でいたい人は、表面的な居心地はいのですが、良い人でいたい気持ちが強く、周りの人や空気に流されることが多く、自分の意見が見えず、思わぬところで裏切られたり、自分に非がある状況で誤魔化したりすることがあります。安全な場所にいるときは親切で良い言葉がけをしてくれますが、自分が危うい状態になると、簡単にほったらかすし、場合によっては自分の非をみとめたくないためにあなたに敵意を向けてきます。

高校時代から付き合いが続いている友達がいて、旅行に行こうという話があって、コロナであいまいな扱いになっていたのですが、ごはんを食べに行くことがあって、その時に旅行の本を持っていくね、とその数日前に話していました。しかし、ごはんを食べるときに旅行の本を出すと、「圧力かけるね~(笑)」と言われてしまいました。その子としては、やっぱり行きたくないな、と思いながら、適当に相槌を合わせていたのでしょうが、私は楽しみにしていたのでそういう言われ方をしてショックでした。他にも約束を忘れられたりすることが多く、私は友達だからというので連絡が取り続けていて、確かにその場その場で聞こえの良いことは言ってくれるのですが、私の味方というよりはいい人でいたいための活動の一環なんだなということに気がついて、距離をおくようにしました。

出会ってすぐ本音が触れ合えることは難しいですが、あんまりにもその人らしさに触れることができない人は避けたほうが良いでしょう。

 

謝らない人

 

謝らない人、自分の非を認めない人も避けたほうが良いでしょう。別の話題に関連付けたり、あなたに非があるように見せようとする人もいます。

少なくともあなたが傷ついたり、不快に感じていることをほったらかして、怪訝になってしまう人と付き合いを続けるべきではないでしょう。もちろん、相手に言い分があることもあると思いますが、あなたにとって大切に感じていることを傷つけて平気でいる人とは距離をあけたほうがよいでしょう。

 

まとめ

 

今回は避けたほうが良い人の特徴をあげていきました。

一つ一つ吟味することが難しいこともあるかもしれません。我慢癖が付いている人は特に、本当に嫌だと感じている点に感じにくくなっていることがあります。なんかこの人と話すの嫌だ、もやっとすると思ったら少し距離をとってもいいかもしれません。

人の断捨離についてですが、すべての人で連絡を断ち切るまでしなくても、距離をあけてみるくらいが無難でしょう。愛着障害の場合、親子関係に問題を抱えていることが多く、親との距離感が大切ですが、知人や行きつけのお店の断捨離はその練習になるでしょう。

我慢癖が付いている人は嫌な気持ちを自分にも隠しているので、気が付いた小さな不快感を大切にする練習をしてみましょう。

同じように、ポジティブな気持ちになれる、付き合った方が良い人の特徴についてもいつか書こうと思います。自分の中の感情や感覚を大切にする練習をしていきましょう。